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2015-12-28

空堀哲学café“on/off”参加者感想

先日振り返りを載せた空堀哲学café“on/off”。こちらは参加者感想編です。霧雨鏡月さん、aru2006さん、銀猫さん、nannanさん、ありがとうございます。

感想は続きからどうぞ。


仕事はオン、それ以外はオフと考えていたので定年後はオフ。よって何かでオフをオンにしようとしていた。だがオンオフも役割分化の産物にすぎない。オンオフ以前のものを大切にしたいです。

(霧雨鏡月)


ふりかえり

テーマ on off

印象*
捕まえられそうで捕まえられない感覚を味わうことはとても面白かった!

浮かんだワード *
on off って 電気的なものから派生?
社会の概念が作り出した on off
時間、日(休日)、役割、
主婦の on off は?
生命・いのちの on off などなど。

個人としては、社会の概念が作り上げた役割の中の 休みの日をoffと言うこと(英語の意味のまま)に日本では休日の過ごし方に価値を付けて有意義なoffというある意味での、脅迫観念みたいなものが隠されているのでは?と感じていました。休日なのに仕事の事を考えて、思考や気持ちが休めないのはストレスというのかな?

昔、人々の暮らしがこんなに複雑でない時代、食べることができれば良かった時代には晴耕雨読が on off くらいで、生活としての活動のonは日常として捉えられていたのでは?社会からの労働力としての期待と、お金という対価、そして権利が生まれた時、個人に生まれる何か?なのかなぁ~と思いました。

人は役割を生きる方が楽なのかもしれませんね。休みの日にすることがないと不安になるって。また、役割以外のことをするのには後ろめたさを感じるって。on off に他者の介在があるかないかも、何かの正体に影響するのかな?

生命の on off について、電気と同じ、生物としての on off は生と死、でも死者の働きについては、誰の記憶からもoffになった時、もうつながるチャンスが無い、永遠のoffなのかな?

などなど、帰りの道々で感想を考える愉しみを味わいました。

ありがとうございました。

(aru2006)


初めて参加しました。女性の多い哲学カフェは、鈴蘭台のグリグラカフェしか知らないので新鮮でした。さらに若い女性が多かったので、哲学カフェの将来は明るい!と思いました。店の雰囲気も、坪庭や畳敷きの2階の部屋の窓ガラスや、自家製ジンジャーエルの味も素敵でした。興味のないテーマでもそれなりに楽しめたのは、あの店の魔法かも知れません。猫に会えなかったのが残念です。

(銀猫)


 私のメガネのネジが外れてしまって、人の顔が良く見えないまま、10人ほどの哲学カフェ開始でした。声は聞こえるんだから、問題ない、と。人の話を自分の考えと違うか同じかを考えつつ聞いていました。
 なんとか指でネジを回してメガネを使えるようにして、かけると周りの雰囲気が変わって見えました。Aさんが話しているのを、Bさんはうなづいて同意を示しながら聞いている。Cさんは首をかしげて顔をクエッションマークにして疑問を示しながら聞いている。
声のチャンネルだけでは無くて、双方向通信? いや多重通信に成っているのです。

 Aさんが話し終わってもBさんは何も言わず。Cさんが話し始めた。でも、あれ?何でAさんと同じ意見を? いやちがう違いを説明してはる。でもよくにている。似ていて微妙に違う。「聞いてる時の表情等」から予測したものとの違いを考えながら、細かいとこまで聞ける。
 単純な賛成と反対とではなく。同じようでも微妙に一人一人が異なる意見?考え方をしている。そのことがだんだん見えてくる。ちょうどランダムドットの図形が或る時まん中が盛り上がって花びらのように見えてきて(offがonに変化する?)、やがて周りに葉っぱも飛び出してきて、バラの花に成るように。実に様々な想い?願い?感じ方?意見を持った人々で在ることが感じられるように成ってくる。私の皮膚のスミズミまでをそよかぜが吹き渡ってくるような爽快感?ゾクゾク感である。
 古代ローマの初期やギリシャの民主政治はきっとこんなのだったのだろう。円形競技場での話し合いは、講堂での講演とは違って、聴衆同士があるていど互いの表情や動きまで見れて、互いに異なる立場・異なる考えであることを理解でき。そのうえで共同?協力関係を作っていき、千年以上続く巨大国家を作り上げた。

 漫才ブームと朝までナマテレビ以降、相手の話など最後まで聞いたりはせずに、わめき立てるのが「激論・熱意の意見」であるかのようにTV番組は言っているが。少人数で、顔の見える場所で、人の話を最後までキチンと聞くことによって得られる「詳細な理解」は、実に爽快でした。
 塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読みなおして見たくなりました。

(nannan)
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tag : 哲学カフェ参加者感想

プロフィール

のら

Author:のら
猫鳴堂の堂守猫(雑種)。青い。

空堀哲学café
・日時:
 毎月第四日曜日
 16:00~18:00
・場所:
 道勝café
 大阪市中央区谷町6-4-20


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